日曜日は、ポイントでゲットした商品のレビューです。
◆商品レビュー150◆
(メーカー・ショップ)
◆購入場所と利用したポイント◆
[ネット通販] ヤフーショッピング PayPay
◆欲しいと思った理由◆
昨年から世界的インフレによる資源高で、電気料金やガソリン価格が高騰しており、冬の暖房に不可欠な灯油の値段もコロナ前は1リットル50円台だったのが、2022年末時点で100円台と、2倍に膨れ上がっています。
自分は北国に住んでいるので、毎年、冬には灯油ストーブをメインに暖房を使っていましたが、今年は例年以上に節約を意識せざるをえなくなりました。
そこで、その暖房費を節約するために、今年の冬は”コタツ”をメインに使用することにしました。
案外、知られていませんが、コタツは他の暖房と比べてランニングコストが抑えられる暖房器具であることをご存じでしょうか?
実際、長年、通常のコタツを使い続けていますが、冬になってコタツを使っていることで電気代が急に上がったという印象はありません。
更に故障知らずで、もう何十年もパナソニック製の同じコタツをずっと使い続けています。
今年の冬はニュースになるくらい、電気料金の値上げが続いていますが、それでも試算してみると、コタツの電気代の方がストーブの灯油代より抑えられるという結論に至ったので、実行することにしました。
そのコタツですが、通常のコタツはリビングに置いて下半身を潜る形のものですが、最近、流行っているのが”着るコタツ”です。
自分は、すでに寝袋タイプの下半身だけ足を入れる着る” 電気足温器”という名称のコタツを持っていて、以前、当ブログでも紹介したことがありました。
これで、下半身はカバーされますが、やはり上半身もカバーしたくなりました。
そこで、たまたまテレビでやっていた節約を題材にしたバラエティ番組を見ていた時、登場した方が着ていたのが、今回紹介するヒーター内臓ベスト型のコタツでした。
なんでも、モバイルバッテリーでヒーターに電気を供給させるので、電気代もほぼゼロに抑えられるという優れもののようで、早速、ネット通販で、機能や値段などいくつかの商品を比較した結果、コストパフォーマンスの良かった今回の商品を購入することにしました。
実際、使ってみて、メリットとデメリットがそれぞれあるな~と思いました。
まず、メリット面を挙げると、思いのほか暖まるのが早く、高温で使う場合は、暖かさもそれなりに満足が行くレベルで、中温でもまあまあ暖かく感じましたが、あくまでも室内レベルです。
また、温度調整は高温・中温・低音の3段階、ヒーターが11ヵ所に分かれていて、体の前後でスイッチのON/OFFができ、暖めたい箇所だけにして、電気の消耗を抑えることも可能です。
サイズは、どのように他の服と重ね着するかで選択が分かれると思います。
自分は丁度良さそうなLサイズを選択して、シャツorトレーナーの上にこの電熱ベストを着て、その上にパーカーを羽織るようにしていましたが、最初はちょっときつく感じました。
やはり、サイズは他の購入者のレビューを沢山読んで、更に自分の使い方や好みを考慮した上で、慎重に選んだ方がよいと思います。
あと、ちょっと不安になりそうな低温ヤケドについては、心配になるような状態にはなりませんでした。
更に最大のメリットと言えるのが、電気の供給がモバイルバッテリーということで、かかる電気代はモバイルバッテリーの充電分だけということになり、電気代はほぼかからないと思ってよいのではないかと思います。
一方、デメリット面を挙げると、やはり所詮モバイルバッテリーでの電力供給はたかがしれていて、思った以上に消耗が早く、アッという間に交換しないといけない感じです。
自分は元々モバイルバッテリーを複数個もっていて、主に10,000~20,000mAhのものを5~6個使い回していましたが、やはり最低でも20,000mAhは欲しいところです。
ちなみに、モバイルバッテリーの持続時間は、高温ならもって数時間ではなく、数分単位で、サイトの宣伝広告とは大きな乖離があります。
あと、ベストはUSB接続なので、それならUSBコードで直接電源とつなげばずっと使い続けられるのでは?と思って試してみましたが、そもそも暖かくならず、どうもこの接続方法では電気が流れなないという使用以前の問題でした。
さて、自分の場合、数週間ほどだったか、毎日電熱ベストを着て快適に過ごせていたのですが、ある日突然、胸を締め付けるような痛みに襲われて、1時間くらいのたうち回るという経験をしてしまいました。
それが、この電熱ベストから発せられる熱のせいだったのか、正直、今でもよくわかりません。
それとも、単に服を重ね着し、チャックも閉めたきつめの状態で長時間過ごしていたので、少々息苦しくなっただけだったのかもしれません。
でも、それ以来、ちょっとこの電熱ベストを着ることに抵抗を感じるようになってしまい、結局、購入自体は後悔していないものの、クローゼットに閉まったままの状態となり、使用期間は短命に終わってしまいました。
幸い、今年の冬は最高気温(最低ではなく)がマイナス10℃以上という極寒に見舞われた日も数日ありましたが、意外にも灯油ストーブに頼ることなく、またこの電熱ベストに再登場してもらうことなく、他のコタツを駆使することで問題なくやり過ごすことができたのは、新たな発見でした。
◆オススメ度◆
★★★☆☆
値段の割にまあまあ暖かい、節約にもなるが、モバイルバッテリーの消耗は想像以上に早い!